Solaris 10 (の初期リリースのみ??)でよく遭遇した、システム停止(再起動)時のこのメッセージ。
umount: / busy
当時サポートに問い合わせて、対処方法を探ったような記憶がある。
psコマンドと、fuserコマンドを利用して、当該ファイルシステムを使用しているプロセスを特定して下さい、と言われたような...
(結局、「システムの再起同時にfsckが走らなければ影響はないです」だって?)
そんな問題に遭遇した場合、ZFSルートのシステムではどうするの?
てことで、こんな環境で試してみた。
% zfs list
NAME USED AVAIL REFER MOUNTPOINT
rpool 5.29G 10.3G 46.5K /rpool
rpool/ROOT 2.96G 10.3G 31K legacy
rpool/ROOT/solaris 5.58M 10.3G 1.61G /
rpool/ROOT/solaris-1 2.96G 10.3G 1.62G /
rpool/ROOT/solaris-1/var 570M 10.3G 363M /var
rpool/ROOT/solaris/var 2.86M 10.3G 203M /var
rpool/dump 1.29G 10.4G 1.25G -
rpool/export 138K 10.3G 32K /export
rpool/export/home 106K 10.3G 32K /export/home
rpool/export/home/koji 73.5K 10.3G 73.5K /export/home/koji
rpool/swap 1.03G 10.4G 1.00G -
% pwd
/export/home/koji
% ps
PID TTY TIME CMD
1602 pts/1 0:00 zsh
1610 pts/1 0:00 ps
% fuser -c /export/home/koji
/export/home/koji: 1613c 1602c
ZFSルートだからといって、特別な挙動は見せないようですね。
zfsコマンドのサブコマンドでは取得できないようですし、今までと同じ管理手順を利用できると分かり、一安心です。
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