2012年2月8日水曜日

CIFSとハードリンク

本日もTeraStationネタです。


現在、ファイルサーバの信頼性向上案件に携わっているのですが、
事の発端は、以下のような経緯でした。

誤ってファイルサーバ上のデータを、古いデータで上書きしてしまった
ため、ミラー側(このシステムは、rsyncで別サーバにミラーを行って
います)から復旧できないか、と相談を受けました。

連絡を頂いたタイミングでは、既にrsyncのコピーが走った後だった
ため、復旧は不可能である旨をお伝えしました。

そこから、一日単位でよいから、世代管理を出来ないかとご相談を頂き、
現在に至ります。

で、提案したのが、TeraStationを用いた世代管理(pdumpfsを利用)。

ファイルサーバが、CentOSだったため、mount.cifsコマンドでTeraStasionを
マウントし、pdumpfsでコピーするまではよかったのですが...

du -hs * で、日々のコピー要領を確認すると.....

Windowsでも、ハードリンクを扱えるようになっているはずですが、CIFS
では、?な使用量を報告され、一時パニック状態です。

CIFSって、ハードリンクの元(こういう表現が正しいのか疑問ですが)の
容量を参照してしまうようですね。
同領域をNFSマウントした場合は、想定どおりの結果を返してくれましたし、
TeraStationの設定画面で見える使用量は、NFSで確認した容量と
ほぼ一致していたため、CIFSのお馬鹿仕様と勝手に判断してしまいました。

このあたりに事情に詳しい方がいらっしゃいましたら、ご教示頂ければと、
切に願います。




て、なんて無責任で、他人だよりなブログエントリーですね ;-<